新聞切り抜き28:日本経済新聞

記事要約

利用者の要望に応じて路線を変更できるバス運行システムが開発された。通常は停車しない特定の停留所に設置されたボタンを押すと、最寄りのバスに信号が伝わり、迂回して寄ってくれる仕組み。このシステムを使えば、公共施設や大型商業施設など利用者の多い場所を中心に路線を組みつつ、利用者が限られる住宅街に臨時の停留所を置いて要望のある時のみバスが立ち寄る、といった柔軟な運行体制にすることができる。

疑問

実際に機能するのか?

考え・主張

効率が良くなるのであれば、どんどん設置してほしい。ただ、設置には、システム導入費1社ごとに2000万~2500万、停留所1か所あたり別途200万円程度かかるらしい。地方では高齢化や人口減少に伴い、乗客数の減少でバス路線の減便や停留所の廃止といった事例が増えているので、こういったシステムが役立つと思う。