新聞切り抜き19:日本経済新聞 沖縄遺棄容疑、車内に血痕

記事要約

行方不明だった沖縄県うるま市の会社員、島袋里奈さん(20)が遺体で見つかった事件で、元米海兵隊員で在日米軍の軍属のシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)が死体遺棄容疑で逮捕された。容疑者は「首を絞め、刃物で刺した」と殺害をほのめかす供述をしていることが20日、捜査関係者への取材で分かった。沖縄県警は殺人容疑も視野に同日、司法解剖して死因の特定を進める。

疑問

似たような事件が過去にも起きているのに、なぜ未然に防げなかったのか?

考え・主張

沖縄県内の米軍普天間基地名護市辺野古への移設に反対する県議や市民団体などで構成する「オール沖縄会議」は22日、女性の遺体を遺棄した疑いで米軍属の男が逮捕された事件に抗議する大規模集会を6月にも開くと決めた。米軍兵が住民に暴行を加えるという事件は、何度も起きている。こういう事件が頻発すると、「基地なんて無いほうがいい」という感情が強くなってくるのは、自然な流れだと思う。